大学院箏(こと)講座
箏(こと)に長く携わって来た私。
携わって来た期間と、入れ込み度合いから考察すると、実は、今の所ピアノより長いのかな。
今年6月から定期的に、東京の平井にある、
「東北大学国際会計政策大学院」にて、箏の講座を担当させて頂いております。
此処は、海外からの留学生専門の大学院です。
どのように、日本の伝統文化である箏を楽しんで頂くか。
至らぬ私ではありますが、真剣に取り組んでおります。
「日本で経済を学ぶ若い留学生の方々に、
日本の文化を体験して貰い、楽しんで貰いたい。」
この様な素敵な志と、熱意に溢れた同大学院の講師、
阿部孝先生の全面的なご協力のもと、授業を進めさせて頂いております。
阿部先生の存在が無ければ、この大学院での箏の授業自体が、存在して居なかったでありましょう。
そして、阿部孝先生をご紹介下さったのは、ピアニストの小林由希乃さんです。彼女とはピアノを通してのお付き合いなのですが、
今年の始め頃、阿部先生から
「誰か知り合いで、お箏弾ける人、居ない?」
と相談を受けた由希乃さん。
「確か涼子さん…お箏弾いてる、と言ってた!」
と、私を思い出して下さった。
そして今回の経緯に至るわけです。
「ピアノ繋がりのお箏」という何とも不思議なレアケース。
由希乃さんには、授業内で、日本の歌を担当して頂いております。由希乃先生のピアノ伴奏付き、というゴージャスな歌のコーナーであります。
写真は、6月か7月のもので、
写っている生徒さん達は、既に大学院を修了し、各々の国へ帰っておられます。
(この大学院の新学期は9月です)
彼ら彼女らを懐かしく思い出しつつ、
今日は、新しい学年の生徒さん達、総勢21名。
既に私は、一人一人が可愛くて仕方ありません。
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