「もののあはれ」終了
語りと音楽(ピアノ)で織り成す
「もののあはれ」
公演終了致しました。
お客様皆様、本当にありがとうございました。
沢山のお客様にご来場頂きました。
会場の、「自家焙煎珈琲 梅の木十条店」のマスター、濱田康之様。
ゲストトークでの素敵なお話をありがとうございました。
またお店の素敵なスタッフ谷口さん、大変お世話になりました。
実は梅の木、今年30周年!祝!!おめでとうございます。
………
今回、音楽、脚本全て、オリジナルで形にさせて頂きました。
「語り」の「なみ」さん。
私は彼女の、表現に向き合う姿勢を目の当たりにして、練習の段階から、ひたすら感動していました。
実は彼女の朗読を実際初めて聞いたのは、
今回の公演の内容、日取りを決め、脚本を書いてそれを彼女に送った後です。
私はたまに、自分でも理解出来ない不思議な感覚が働く事があります。どうにも説明がつかないのですが。
今回も、それが発動し、聞く前から
「なみさんは、絶対素敵に語る人だよな」
という確信がありました。
そうして後に、届いた朗読のデモは、私の想像を遥かに超えておりました。
なみさんを知らない人に何も言わず聞かせたところ「これ何のラジオ番組?」という反応が返って来るレベル。
…私は「なみ」という宝物を手に入れた!!!
チャラララー(レベルUPの音)
と、一人浮かれておりました。
今回のメインの演目「狐の嫁入り」について。
朗読劇「狐の嫁入り」は、6月末、夜明けに何やら閃き、そのままそれを紙に書き、昼に筆を置きという作業を2日繰り返し、正味16時間位で書き上げました。
それをなみさんに送り、
実際言葉にのせた時に、言い回しが自然になるように、お客様に伝わり易いように。校正的な部分を担って頂きました。このなみさんの作業も速攻で終了。同じくらいの時間かな。
それから、所々の内容のアイデアも頂きました。
細かい部分はリハしつつ直しを入れましたが、殆ど最初に作ったものが最終的な形として残りました。
45分の演目で、初の試みでしたが、
なみさんが物語に命を吹き込んで下さいました。
結果、本番で、
お客様が涙を流しながら演目に入り込んで下さった事が本当に嬉かったです。
音楽は、脚本の中の情景、なみさんの語りの持つ世界観を心の中で反芻して、出て来た音楽をそのまピアノで音にしました。
あとは本番の空気で即興的に変えつつ。
なみさんの言葉を一番大切に。そしてメリハリとして、音楽を聴かせる部分は大胆に。
その他演目も、色々趣向を変えて形にしてみました。
実は私も密かに!!エキストラ的に!!なみさんご指導のもと、声優デビュー。
(結果は敢えてノーコメント)
また今後、この様な形の表現にもチャレンジして行こうと思います。(もう声優は、しない)
「もののあはれ」
〜演目〜
1「透き通る朝」
2「吾輩達は猫である」
・まる編
・にゃんこ編(挿入曲 科戸の風)
3 ゲストトーク 梅の木マスター濱田康之様
4 朗読劇「狐の嫁入り」
語り/なみ
ピアノ/蒼政涼子
【脚本】
「透き通る朝」/蒼政涼子
「吾輩達は猫である」
・まる編/なみ
・にゃんこ編/蒼政涼子
「狐の嫁入り」/蒼政涼子、なみ
【音楽】
蒼政涼子
【特別ゲスト】
自家焙煎珈琲 梅の木十条店 マスター
濱田康之様
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